2011年12月11日日曜日

新☆ハヤカワ・SF・シリーズ

秋葉原で開催された〈新☆ハヤカワ・SF・シリーズ〉創刊&大森望『21世紀SF1000』
刊行記念トークショーに行って参りました。
大森氏とSFマガジン編集部のみなさんの掛け合いが面白すぎ。
今回シリーズが復活(新生?)するまでの経緯や、発表されたラインナップからラファティの名が

消えている理由などなど聞きどころたっぷり。

第1回配本の『リヴァイアサン -クジラと蒸気機関-』は少年少女スチームパンク冒険譚。

いまアメリカではスチームパンクが流行っているけど、80年代後半のブームと違い、その殆どはヤングアダルトものだということ。
更に言えば蒸気機関でなくとも『それっぽい』ガジェットならスチームパンクってことになってるそう。

(『リヴァイアサン』も読んでて「スチームパンク?」ってなっちゃう)
宮崎駿の影響が大きいそうです。なるほど。
日本で『リヴァイアサン』が発売されると聞いてアメリカでは「ついに駿が!」と色めき立ったとか。

個人的にはラインナップの選考から落ちた『クラーケン』が気になります。
消えた巨大イカを探す魔法探偵ってなんじゃそりゃ。