2013年1月25日金曜日

エンド・オブ・ザ・ワールド

昨年itunesで予告編を観て気になってた映画
 ” Seeking a Friend for the End of the World ” がヒューマントラストシネマ渋谷での
特集上映【未体験ゾーンの映画たち2013】にて上映されたので観に行ってきました。

隕石の激突による世界の終わりまであと3週間。
妻に捨てられた男と飛行機に乗り遅れた女と、公園に置き去りにされた犬の物語。

世界の終わりを前にして友達募集する人、乱痴気パーティーを繰り広げる人、いつもと同じに仕事をする人...
そんな中から逃げ出す様に(成り行きで)始まった2人と1匹の旅。
これは良いロード・ムービー。

ヒロインが世界の終わりを前に抱える荷物がジョン・ケイル等のLPということもあって、
使われている音楽が良いのと画面の色合い(水色と黄色!)が素晴らしいのと、
何よりもこの2人と1匹が最高に可愛らしくて、いつまでも彼らの旅を観ていたい気分に。

こんな世界の終わりなら悪くない。

2013年1月16日水曜日

LOOPER:ルーパー

今年の映画始めは、『LOOPER』
B.ウィリスとJGL共演のSFアクション大作ってな感じで宣伝されていますが、オフビートというかインディっぽい雰囲気のある作品でした。
舞台は2044年だけど映される風景は乾いた様な青空の下に広がるサトウキビ畑だったり、荒野に建つ50年代風のダイナーだったり。
監督の前作『ブラザーズ・ブルーム』(チャーミングで好きな作品)でもあった妙なテンポの演出とか。
大作というより翻訳短編小説を読んでる様な感じ。

時間SFというとどうしてもパラドックスがつきもので、この作品でもいくつか「あれ?」となる部分があるんですが ”未来のジョー”ことB.ウィリスのある台詞がそれらを全部吹っ飛ばします。
正直その気持ちはわかるぞ!(笑)
関係ないけれど『インセプション』でJGL演じるアーサーの決め台詞(?)は「パラドックスさ!」でしたね。

この作品は、時間SF好きなモン同士で行って、観終わった後ご飯食べながらあそこはあーだこーだとか、あいつはあいつなんじゃないかとか、あれなんでこーなるとか、フランス語がどーとか、JGLの眉どーよとか、表を描きながらワイワイするのが楽しく正しい観方と思います。

2013年1月9日水曜日

本年もよろしくお願い致します



もうとっくに松の内も過ぎてしまいましたが、
本年もよろしくお願いいたします。

昨年はBetween Planetsとして大海に漕ぎ出したものの
風や波にあおられ、あっちこっちにフラフラと進んでいた様な一年でした。
そんななか、多くの方々との出会いがあったことが何よりの宝でした。

今年はその宝を船に積み上げ、しっかりとオールを手に
望む方向へ漕いで行きます。

...まずは正月早々ひいた風邪を治さなきゃですが。